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2018年04月09日

平成25年5月26日、第1回総会が開催され、新理事長が選任されました。

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  去る5月26日、京阪ホテル京橋(大阪市)に於いて定時総会が開催されました。今年は公益社団法人移行後の最初の総会となり、「平成24年度収支決算」「平成24年度事業報告」「平成25年度事業計画・収支予算」などが審議され承認されました。また、新理事と監事が承認され、続いての理事会におきまして、新理事長並びに副理事長2名が選任されました。


◎新理事長就任に当たって◎
 玉木弁立(日本幼年教育会理事長)

 このたび私は、滝澤武久先生の後を継いで日本幼年教育会理事長に就任させていただきました。若き日に幼児教育を志して以来、私は滝澤先生の下で子ども達のためにピアジェ理論を勉強し、いかに幼児教育の現場に生かしていくかを学んできて、ようやくこの頃、研究現場と幼児教育現場のつながりが見えてきたように思います。滝澤先生から学んだピアジェ理論の素晴らしさは、子ども達には本来、年齢に応じた発達の仕方があって、幼児教育者は、子ども達の発達を見守り、時には励ましながら子ども達と一緒に喜んだり、悩んだり、感動する役目だということです。
また、日本幼年教育会の良さは、他の組織や団体では反発を買うような個性的な方々が仲良く一緒にいられるところですが、なぜ一緒にいられるかといえば、ピアジェ理論に基づいた勉強、研究を目的としているためです。
 ピアジェ理論は、どんな時代になっても、とても大事な私達の活動の根本です。理事長就任に当たって、ピアジェ理論をもう一度見直し、その上に立って、子ども達のために新たな時代の幼児教育を考え、創りあげていきたいと思っています。皆様方のご支援、ご協力を心からお願いいたします。

◎理事長退任に当たって◎
 滝澤武久(日本幼年教育会教育顧問・前理事長)


 私は、1998年に初代理事長の松井公男先生の後を継いで日本幼年教育会理事長に就かせていただき、以来、皆様方のお力添えを得てその要職に在任し、今年5月に退任いたしました。ご承知のように、日本幼年教育会は、ジャン・ピアジェ博士をお招きするために、関西の幼稚園の園長先生方が中心になって1969年に設立されました。その時、ピアジェ理論を研究していた私にも声がかかり、その後45年近く会員の方々とともにピアジェ理論の研究と幼児教育現場への普及、啓発活動に取り組ませていただいてきました。
 ピアジェ理論と幼児教育を結びつけて研究を進めながら新たな教材を開発し、指導法を確立してきたのが日本幼年教育会の大きな特徴です。
 ただし、ピアジェ理論はとても幅が広くて奥行きが深く、幼児教育のどのような場面にも適応できる優れた理論ですが、もともとは幼児教育とは無関係に創られました。今後の日本幼年教育会の活動を考える時、大切なことは、ピアジェ理論をそのまま幼児教育の世界に対応させるのではなく、ピアジェ博士がどんな考えを抱いておられたのか、ピアジェ理論の本来の趣旨をよく考えながら保育実践に生かしていくことだと思います。




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